明○ミルクとこーひー。

きっと楽しくない。

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夏休みが過ぎても私は親戚の家に預けられていた。

最初は嬉しくてもだんだん家が恋しくなり

よく我侭を言っては皆を困らせていた。



    4章   「家」

「今日はデパート行こか?」

「嫌や。どこもいかへん。」

「どないしたんな、レストランでご飯食べる言うてたやんか。」

「嫌や、嫌や。もうお家帰りたい・・・」

「・・・我侭言わんで、ええ子やし」

「・・・・」

父の手術が終ってから2ヶ月。

もうすぐ、もうすぐと言いながら全然退院してこないお父さんと

お母さんに私はイライラしていた。

それと「もうすぐ」ばかり言う親戚のおばちゃんにも。

「お家帰りたい・・・お家帰りたい!」

「お父さんとお母さんとお家帰りたい!」

親戚のおばちゃんも困っているのはわかる。

自分でも我侭を言っているのは重々承知なのだ。

でもどうしてもやりきれない想いが私を駆り立てていた。

「ええ子やし。もうちょっと我慢し。」

私はふてくされて与えられている部屋に逃げ込んだ。



なんでや。なんでお父さんは帰ってこーへんのや。

なんかあったんと違うか。病院に見に行ってみよか・・・

今は昼の3時を少し過ぎたぐらいだ。

確か病院までの道は覚えている。

こそっと抜け出して病院までいくんや。



私はこっそり抜け出し病院まで歩き出した。

しかし、覚えているはずの道を歩いても歩いても

父と母のいる病院が見えてこない。

私は不安を覚えながらも大丈夫と自分に言い聞かせながら

歩いていた。





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  1. 2007/03/04(日) 22:30:22|
  2. 小説
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