明○ミルクとこーひー。

きっと楽しくない。

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話し声で目が覚めた。

いつのまにか父のベッドから母の簡易用ベッドに移されていた。

父と母と伯母がなにやら楽しそうに話していた。






        6章  「風景」

「おはよう」

「起きたか、おはよう。」

「サンドイッチあるで、食べるか?」

母が売店で買ってきたのだろう机の上にサンドイッチと牛乳が

置いてあった。

「まだいらん、何話してたん?」

「おばちゃんの家での俊哉の様子を聞いて皆で笑ってたんや」

「おばちゃん何言うたん??」

「なんも言うてへんえ」

おばちゃんがにやにやしながらそう言った。

それにつられて皆が笑いだした。

「なんやもー。ちゃんとええ子にしてるもん」

私は少しふくれたが、楽しかった。

病室ではあるがここには久しぶりに家族が揃っている。

本当の家ではないにしろ家族の風景がそこにはあった。

それだけで楽しくもありなにより嬉しかった。

「ちょっと大きくなったか?」

「せやね、ちょっと大きくなったかもしれんね」

「自分ではわからんわ」

「ところでお父さんはどうなんや?」

「まぁちょっと元気になってきたで」

「そやで、ご飯もちゃんと食べてはるし少し太ってきたし。」

「そうか。良かったなぁ」

「ほなもうちょっとで家帰れるんか?」

私はかなり期待した口調で言ったがそれはすぐに裏切られた。

「まだもうちょっと入院しなあかんねん。ごめんな。」

「そうか・・・。でもだいぶ元気になったんやしもうすぐやろ?」

「そやな、もうちょっとやな。はよ元気になって家帰らなあかんな」

父は申し訳なさそうにそう言うと少し黙ってしまった。

さっきまでの楽しい雰囲気が一転少し重たくなってしまった。





我侭でもう一泊することになった私は久しぶりに父と母に甘えた。

私はここが病院だということを忘れるぐらいはしゃいでいた。

母と一緒に寝るのは少し照れくさかったがなんだか嬉しかった。

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  1. 2007/03/07(水) 00:14:55|
  2. 小説
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